たった一人で
出かける猫が・・・

 我が家の猫たちはみんな拾った子ばかりです。
ですから正確な生年月日はわかりません。
夏の子は仮に7月7日生まれということにしています。

例外は一番若いあーたん。この子は我が家の前に
わざわざダンボールにいれて置き去りにされた子です。
このときばかりは猫を保護していることに
つけこまれたということで、大変なショックを受けてしまいました。
しかし今ではあーたんは、我が家になくてはならない大切な家族になっています。

そして最近また例外にゃんこが我が家の家族になりました。
アメリカンショートヘアのチコです。
血統書つきの猫は我が家では初めてです。
とても可愛い子ですがそのわがままで奔放な性格のために
お試しステイのあとで我が家に舞い戻ってきました。

さらに出戻りねこのチャコも加わり、もう限界の猫6頭と1ゴールデンの
大家族になりました。

 2.ピー(天使)

  

 

1.サティ(天使)
 
サテイ 女の子 1988.7.7.〜2000.9.20

我が家に来た最初の猫。近くのコンビニの駐車場でめやにと鼻水だらけになってうずくまっていました。真っ白で目が真っ青な子猫。高橋家にはまだほかに動物は一匹もいませんでした。
この子が私に猫の魅力を教えてくれました。きままで何を考えているのかわからないしなやかな生き物。女の子ですが、大好きな作曲家エリック・サティにちなんでサティと名づけられました。おとなしい子でした。ただ拾われたことを感謝してくれていることだけは、私にもわかりました。この子を拾ってからは、捨て猫を見過ごしにすることができなくなって、家族の誰もが暗黙のうちに捨て猫を保護するようになったのです。
2000年の9月に12歳で腎不全のために亡くなりました。家で毎日朝晩1時間ずつ点滴をしていました。入院せずに家で点滴をしながら最後の時を迎えられるように計らってくださったのは、行きつけの獣医さんでした。朝晩1時間ずつ、サティを抱っこしながら点滴をするのが日課になっていました。つい先日まで居間の天井から下がる照明器具のアームには、点滴用のフックがそのままとりつけてありました。それをはずすとサティの思い出も消えてしまうような気がしていたのです。
出かけていた娘が帰るのを待つかのようにして亡くなりました。最後にしていた首輪ははずして今も大切にとってあります。
猫ちゃんが年をとったら毎年血液検査と健康診断をすることをお奨めします。

 

これはだれかの肩にのっかっています
2003年に成人式を迎える長男がまだ幼い

つめとぎのため柱と壁はぼろぼろ

ちっちゃなピーとサティ