ドイツ旅行8 |
ミュンヘン
ノイシュバンシュタイン城のあとは、ミュンヘンで有名なビアホール、
ホーフブロイハウスへ連行された。
真向かいはHard Rock Cafeでそのすぐ右隣は年内(2008年)に閉店予定の
ミュンヘン三越である。
ホーフブロイハウスはドイツでも有数の古いビール醸造所として、その歴史は
1589年から始まる。
第二次世界大戦時には爆撃を受け、ごく小さな建物の部分を残して壊滅的状況に陥った。
しかし1958年のミュンヘン800年祭のときにようやく戦争後の建物再建が
終わり、ビアホールは再開されたという。
(ホーフブロイハウスのHPより)
私たちが通されたのは3階の団体客用のフロア。 手には大きな荷物、寒いので分厚いコートもある。 しかし荷物預かり所のおばさん荷物を預かっても良いが、全く管理する気はない、 無くなってもしらん、と明言。それで各自が座席に持ち込むことになった。 お食事はビュッフェ形式(食べ放題とも言う)。 正面に舞台があってそこでバンドが演奏したりフォークダンスや歌が披露されたり、 またアルペンホルン(アルプホルン)の演奏もあった。 飲めないわたしはこの騒ぎの間中、アップルジュースで過ごす。 これもお食事がおいしければ我慢できるが残念ながらおいしくない!! お皿に見えるパンはドイツでとてもポピュラーなパンでカイザーゼンメルという。 古い建物や天井は面白かったが私が気になったのは となりのテーブルのスペイン人の団体!! 明るい!! ドイツ語は全然わからないらしいが、にこにこスペイン語をくりかえしながら ジョッキはおかわりするは、踊りにスタンディングオベイションするは、 楽しもうと決めたからにはとことん乗りまくる、という雰囲気。 日本人にはかもせまい。 |
ホーフブロイハウスのステージではこのようなフォークダンスや
楽器の演奏、歌が続く。
あとで歌手の女性がCDを持って回ってきた。
他にもテーブルにはカメラマンが回ってきておかしな日本語で機嫌を取りながら
写真を撮ってはキーホルダーなどに加工して持ってくる。
おみやげか、いやげものか、悩むところである。
外に出るとなんとそこには人力車の自転車版が何台も
客待ちをしていた。
お兄さんたちはアルバイトなのか、みんな若くてハンサム(に見える)。
酔っ払って足もとのおぼつかないおっさんたちをお家やホテルまで
送り届けるありがたい人たちだ。
「ドイツの若い男性はみんなかっこいいですね」と
翌日ニュルンベルクのソーセージ屋さんで添乗員さんにはなしかけると、
「旬が短い」とにべもなかった。
Sindyぐるみと写真の置き場所をきめてやっと私の部屋になる。 今日で冬時間終了なので寝る前に時計を1時間もどす。 |
ミュンヘンのホテルの朝食。
もうソーセージはいらないのでチーズとパンをいただく。
TVのCNNニュースで円の値上がりが続いていることを知る。
ユーロはとうとう120円台になりポンドも150円台になった。
(2008年10月28日当時)
そそくさとバスに乗りこんで移動。
今日はたくさんの街をめぐるのだ。
「Guten Morgen!!」と陽気なドライバー。
外の温度は今日も5℃で寒い。
寒くてものどは乾く。
思い出すことのできたわずかなドイツ語
「Ein wasser bitte」
するとドライバーがにこにこしながらミネラルウォーターのびんを出してくれた。
途中で見た風力発電の風車。
ちょうど帰国した日に、朝日新聞で日本とドイツの
風力発電への取り組みの違いを書いた記事を見た。