作ってみよう

 

量をどのように決めるか

よく悩まれるのが量をどのくらいにすればよいのか、ということではないでしょうか。量がきまらなければ、栄養の面で不安になってしまいますし、バランスが気になります。ですから最初に言ってしまいますが、すべて目安のみを決めたら自分のわんの様子をみながら適量をみつけてください。微量な元素やミネラルの量まで気にしていては、飼い主さんもわんも疲れてしまいます。毎日いろいろなものをまんべんなくとるようにしていれば、自然にバランスがとれると考えてください。それでも不安なら自分の食事を考えてください。毎日バランスよくミネラルのことも考えて食べていますか?
以下に述べるのはあくまでもSindyまま解釈のSindy仕様です。

まず正確に自分の犬に必要なカロリーがどのくらいなのか計算します。
獣医師広報板にある犬のカロリー計算ソフトで計算すればすぐにわかります。
しかしこれとて一般的な目安ですので数字に縛られないほうがいいでしょう。

Sindyの場合、2004年現在7歳でやや老齢ですから1日に約1161Kカロリー必要です。そのうち肉類を50%にすると、約580kカロリーをそれでまかなうことになります。(若いわんの場合は60%、子犬の場合は適宜増やしてください。BARFなリンク集のGoldenRushが参考になると思います。) 

たとえば約580kカロリー分の牛肉は何gくらいになるのでしょうか?
BARFなリンク集の「すぐわかる栄養成分ナビゲーター」で簡単に計算できます。

全て生での計算です

輸入牛もも脂身付き300g
546kカロリー
輸入牛もも赤み400g
560kカロリー
馬肉500g
550kカロリー
若鶏胸肉皮付き300g
573kカロリー
鶏レバー500g
555kカロリー
鶏心臓280g
579.5kカロリー
かつをなまり400g
536kカロリー
さけ350g
539kカロリー

Sindyが比較的よくとる食肉についての計算です。
これをだいたいの目安として残りの半分を野菜などの食品でまかないます。
たとえば、さつまいもや大根、にんじん、もやし、おくら、加工した大豆製品(お豆腐、大豆の水煮、納豆など)など組み合わせて生でフードプロセッサーで細かくして与えればよいのです。
緑黄色野菜やイモ類、トマト(ナス科の食物は体に炎症があるときは与えない。必ず火を通す)、根菜類などは火を通して与えます。
何種類もの野菜を組み合わせるのですから毎日一つ一つの量とカロリーなどは計算しません。およその目安として、ドッグフードを与えていたときに、たとえば一日に3カップ与えていたなら、お肉も含めて全体が3カップになる量を見た目の嵩で与えれば良いのです。
その後は便の様子や体重の増減を観察しながら適量をみつけてください。