Shanghai Photos
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上海からバスで2時間ほどで蘇州である。
蘇州は運河が張り巡らされているため東洋のベニスなどと呼ばれるらしいが、
それにしては貧しいのではないだろうか?
2000年の歴史を誇る蘇州はかつて呉の国に属していた。
日本ではまだ縄文時代である。
世界文化遺産のひとつにして中国4大名園のひとつ、拙政園の中に入る。
入ってほどなくの東屋。
ガイドさんの説明を無視して勝手に中に入って撮った写真。
窓の細工も美しくガラスもきれいだ。
この井戸で汲んだ水は甘く、この水でお茶を飲みながら
東屋の外の景色を楽しんだという。
東屋は四季に応じて庭の景色を楽しむだめに全部で4つ建てられている。
池の向こうに見えるパゴダはこのお庭の外にあるもの。
つまり借景である。美しい。
ここでハスの実を売るアルバイトはいかが?
ハスの花の季節である
中国4代名園を作ったこのお役人は政治は大変まずかったので
ここは拙政園という不名誉な名前をつけられたのだそうだ。
この窓も計算されて作られている。
窓からの景色が効果的になるように考えられているのだ。
回廊がこのようにくねくね曲がっているのは、鬼を寄せ付けないため。
鬼はまっすぐな道は進めるが曲がった道には入れないのだ。
次は刺繍研究所、絹の会社、寒山寺へ