ドイツ旅行5

 

ローテンブルクは夢まぼろし


ロマンティック街道観光でぜったいに外せない場所のNo1はやはりローテンブルクである。
城壁に囲まれた小さな、人口2000人の旧市街は、
およそ日本では考えられない愛らしい街並み。
ヘンゼルとグレーテルもブレーメンの音楽隊も
みんな出て来い!!

夕方ローテンブルクのホテルに着くと目の前にはさまざまなテントや屋台がでていた。
秋祭りの最中だという。
大人はフルーツと蜂蜜の入ったホットワインを片手にお店を眺め、
子供たちはアトラクションを楽しみにしているに違いない。
みるみる陽が落ちて、テントは店じまいしてしまった。

ジャガイモのお団子のスープ(左)と
ウィンナーシュニッツェル
体が温まっておいしい。
飲めない私は例によって紅茶。
まわりのみなさん、お飲みになること!!

このホテルは城壁への登り口の一つから近く、
街の中心部へも徒歩圏内。
お食事もおいしくてお値段も手頃ということで、
他でもおすすめホテルにあげている方がいらしたので
挙げておく。
Akzent Hotel Schranne

 


やれやれ今日はこれでお休みなさい・・・
と思ったら大間違い!!
Sindyぐるみはお留守番しててね。
ままは夜のローテンブルクをうろうろしてみるから。

 

夜のローテンブルク

夜9時になると動き出す有名な仕掛け時計を見るために
ホテル前に集合してでかけたマルクト広場。

左と右は市庁舎。ライトアップされて美しい。
真中の建物は市議のための宴会場。時計の左右の小さな窓の中には姿を表わした人形。
マイスタートゥルンクという仕掛け時計で、
30年戦争にちなんだエピソードを表わしている。
市長のヌッシュさんがワインの大ジョッキを一気飲みすることで
町を救ったというお話。
正直しかけはとても地味。しかしまた訪れる機会もそうないことなので、見るに越したことはない。


夜のウィンドーショッピング@ローテンブルク。
どのウィンドーをのぞいても美しく楽しい。
そしてドイツの人たちが信仰心に厚く、クリスマスをとても大切にしていることがわかった。


防犯のためにウィンドーこそライトアップしているが、
町全体はもう真っ暗。
旅の夜遊び仲間と共に、ゆっくりと宿へもどった。
わたしの思い出の中に刻まれたローテンブルクは夜の灯りの中だ。

明日は早く起きてホテルのそばの城壁に上ってみよう。