観光の始まりはリューデスハイムから
リューデスハイムという街に移動。
ここは今回のライン河クルーズの拠点になるところだ。
ライン下りの全長はマインツからケルンまでであるから、
私たちがこれから行くのはそのハイライト部分のみ、と言える。
乗船前に「つぐみ横丁」に行く。
この横丁には古くからのワインセラーやレストラン、
観光客目当てのお土産物屋さんなどが立ち並ぶ。
その中のひとつ、日本人の経営するワインセラーでワインの試飲をした。
飲めないので1口すすってはテーブルの中央におかれたバケツに中身を捨てる。
お酒の好きな方たちには申し訳ない。
でもワインはおいしい!!
あとにいくほど高いワインになっていく。お高いワインは捨てずに飲み干した!!
バスでこちらへ走ってくる間も、車窓から見えるのは広大なブドウ畑。
そのほかホップ、たばこ、デントコーン(飼料用のコーン)の畑が
延々とつながり、間には森が横たわる。
ベンツやBMW、ゾーリンゲンなどのイメージから工業国と思っていたが、
むしろ農業国なのだと認識を新たにする。
それとともに日本の食料自給率の低いことがとても気になる。
このままではいけない。
私がまわったのは南ドイツのほんの少しの地域でしかないが
旅の間中、そのことがとても気になった。
このあと風力発電や大型ソーラーシステムの装置をみかけるにつけ
日本はこのままで大丈夫なのか?という思いが強くなった。
車窓から撮ったブドウ畑と古い建物(ブレムザー城)
お城本体を使ったワイン博物館はこの新しい建物の後ろになっていて
残念ながら写真には見えていないが、塔(見張り台)だけは見える。
まわりはすべてブドー畑