ドイツ旅行13

フランクフルト


壊滅的な打撃を受けた第二次世界大戦後、がれきとなたレーマー広場はそれ以前の姿に復元された。
一番左に見える修復中の建物はカイザードーム。

ニュルンベルクからフランクフルトに入った時に最初に気がついたのは大きなユーロのシンボルマークを
掲げた欧州中央銀行の建物。
次に私の目をとらえたのはあの「EditionPeters」の社屋であった。
まるで個人の住宅のような小じんまりした美しい建物にはっきりと
Edition Petersの文字を見つけた時には懐かしさがこみあげた。
音楽の勉強をしていたら必ず使う楽譜の多くがここの出版物である。

この表紙に見覚えあり!!

フランクフルトは空港のある国際的な玄関口である。
ミュンヘンもまた歴史ある大きな街と言えた。
しかし日本のように東京だけがすさまじく大きな都会で
次が大阪、そしていくつかの地方都市をのぞけば田舎、
いうように極端に1局集中型にはなっていないように思った。
ローテンブルクとミュンヘンでは違うが、それぞれに街を形作っていて
極端に田舎と都会、という感じがなかった。
住み始めたらたぶん、東京やロンドンより居心地が良いのではないだろうか。

ドイツには他にも学ぶべきところや良いところがたくさんあるように思った。
エコロジーの考え方もすすんでいるし、
労働者を守る法律も手厚いと聞いた。
充分に余暇があるのでドイツの人たちは自分の手で家を建てる人が多いそうだ。
添乗員さんからのお話では最低保証賃金や休暇日数の確保など細かく行き届いているように思った。

ニュルンベルクからフランクフルトへの道沿いには畑、街、そして森が連なる。
途中でみつけた不可思議な家。
実は用水路と畑の間の狭い土地に掘立小屋のような建物がいくつか連なっているところがあった。
人が住むためのものなのだろうか?ホームレスぎりぎりの人たちがいるんだろうか?

白いつつで茎を囲われた野菜はホワイトアスパラガス。
ローテンブルクのホテルで名物としてホワイトアルパラの料理があった。
お隣の人が分けてくれたのをいただいたらとてもおいしかった。


レーマー広場のそばでバスを降りた。
ディスカウントしている本屋さんがそばにあったので写真を撮った。
案の定、観光を始めると雨はぴたっと上がる。
ドイツのお天気の神様ありがとう。


左の写真はレーマー広場に面したニコライ教会。
右の写真は市庁舎。欧州連合の旗、ドイツ国旗、フランクフルトの市章が掲げられている。

レーマー広場のヴィデオはこちらから


ニコライ教会の前には広場に欠かせない噴水あり

ドイツでの最後の食事になる、魚のカツレツとやっぱりジャガイモ。
初日に写真を撮った路面電車Schtrassenbahn。
レストランの看板がご愛敬。

もう一度名残惜しくレーマー広場に戻って眺める。

左の写真は新市庁舎。
この下を路面電車の線路が走っている。
世界中にあるスターバックス。
日本のスタバの建物が一番味気ない。


雨があがって閉じられたパラソルの鮮やかな青の色と
いかにもヨーロッパらしい風景を最後に心に留めて
空港に向かうこととなった

フランクフルトの空港であわただしく購入した絵葉書2枚

第二次世界大戦で爆撃を受ける前のレーマー広場(1927)の写真の絵ハガキ
旧市庁舎やニコライ教会がはっきりと映っている。


そしてこれは1947年、ニコライ教会と右手にカイザードームを見ることができる、
壊滅的爆撃を受けた後の広場である。



Sindyぐるみ早いっ!!
ここはもうトランジット先のヒースロー空港。
ポンドが下がりまくってすでに150円台に突入していたので
ハロッズの紅茶売り場へ!!

ぬいぐるみを掲げて写真を撮る私を不審げにがん見する
インドのお方。

来年は湖水地方とロンドンを回りたいのでまたこの空港でお世話になるかもしれません。
ヒースロー空港でまたお会いしたいですね!!

 



ドイツに行く前にまずしたことはドイツ観光局のHPにアクセスすることでした。
切手代のみ負担でいろいろな資料を取り寄せることができます。
また滞在するホテルの入口やレセプションにも市内の地図や
観光案内のパンフレットが置いてあるので手に入れると良いと思います。
また、各都市について公式ページのあるものはページごとにリンクしてあります。
日本語対応のページもあります。
詳しくはやはり英語のページに行ってみてください。



 

朝のニュルンベルクにもどる おみやげ

 
帰国する