2003.1125 股関節
7歳になるといろいろなことが違ってくる。まず寝ている時間が長くなった。ものごとにあっさりしてきた。しかしさすが爆裂Sindy、のせるとのりまくる。
生骨をばりんばりんと食べていたがとうとう噛む力が弱ってきたらしい。初めて鳥の骨で腸を痛めて下痢をしてしまった。これからはまるごとミンチにした鳥骨か首の部分しかあたえられないだろう。サプリメントの卵の殻のカルシウムも一日に小さじ2杯にふやす。コンドロイチングルコサミンがきれたので早急に買わなければ。もちろんガンの予防のためにさめの軟骨は欠かせない。
現在の体重は26.5〜27.3Kgくらいの間で推移している。それでも最近、数回のボール投げのあと座り込んだり、左後ろ足をあげたりしている。
股関節のはまりが浅いであろうことは見当をつけていたが、正式にレントゲンを撮る事にした。
なんどもレーザーやメスで麻酔なしの手術をしているため、レントゲンひとつとるのに大騒ぎで泣き詰め。
キャンキャンでもヒーンヒーンでもない、ヒロロロー、ヒロロローと情けない声で鳴きながら暴れる。
男性2人、女性2人(先生と自分を含む)で押さえ込んでやっと撮影する。

案の定左のはまりかたが浅く、不安定なことがわかる。そのため激しい動きをすると痛みがでたり、高じてくると関節炎に進む可能性があるのだ。
体重をおさえていたことが良いほうに作用しているので、注意していけば大丈夫。
ボール遊びやめちゃ走りが大好きな子なのに可愛そうな気もするが目先の遊びに心を奪われて晩年をいたい思いですごすほうがもっと可愛そうだ。


最近、Sindyは2階のわたし達の寝室で夜寝たがるようになってきた。以前はしつけのためもあってハウスで寝かせていたが、今ハウスは猫に占領されている。Kikiちゃんとだきあってマットで寝ていたりもするのだが最近は、わたしが歯をみがきはじめるとこっそり後ろを通って2階のわたしのふとんにあがっている。そのたびに下ろしていたがそれをやめた。一緒に川の字で寝てももういいだろうと思う。
パパのとなりで大人しく安心して眠っていた。

2003.1124 いただきもの
A&NショコラママのAはアミちゃん、Nはニーナちゃんでこの二人は美ゴル親子である。今は天国お花畑の虹の橋にいる。
ママから教わることがたくさんある。
わたしはまだまだ修行が足りない。
反省すること多し。


 
いただいたバンダナをしてアミちゃんを偲ぶSindy。

 

2003.1117 ナチ君
ご心配おかけしました。僕(ナチ君)ずいぶん元気になったよ。もうお散歩も行けるよ。元気になったらもう15歳なのにSindyちゃんにも興味がでてきちゃった。「おじいさんなのにだめでしょ」って怒られたけどね。
ご飯もおいしく食べられるようになってきた。だってお母さんが手術してからは手づくりにしてくれたんだよ。生の牛肉やゆでたお魚がこんなにおいしいなんて・・・。茹でたかぼちゃやブロッコリーもつぶしてお肉と一緒に食べてるんだ。おやつもジャーキーからバナナに変わったら体の調子がいいみたい。お母さんありがとう。(ナチ談)

2003.1107 軽井沢の紅葉
紅葉の軽井沢に行って来たのは実は先週の木曜日なのであるが、黒ミルクの里親候補の方との面接や去勢、補助金の申請などなど細かい用事が多く、アップが遅れた。
友人の別荘から歩いてほんの10分もいくと広沢の池というのがありそこの紅葉がみごとであった。残念ながら近くの3dog bakery軽井沢店はもうシーズンオフでクローズしていた。
途中にdogcafeあり。もうテラス席はこの時期寒い。

 
軽井沢では良く見かける外飼いのわんこ。最低気温はー20度になる。防寒に穴を掘っているようだ。
置きっぱなしの食器の汚れが気になる。鎖に繋がれていて声をかけても見向きもしない。

 
種を孕んで朽ちかけたひまわり。               犬連れで入れるカフェテラス。次はSindyと。

 
 
紅葉したお池の美しさ。肉付きのよいわたしの肩。

2003.1106 寝違え
寝違えがこんなにひどくなったのは生まれてはじめてだ。どんなにひどいかといって朝起きてSindyの散歩が辛い。歩くだけで振動が伝わって痛い。リードはひけないのでネットのお友達にいただいたショルダーリーシを使っている。左の首筋から腕、肩すべて痛い。わたしは左利きなので不便だ。かばっていた右もおかしくなってきた。腰も痛い(これは前から)。きのうはとうとう夕飯のあと息子にふとんを敷いてもらって横になってしまった。首にはギブス代わりの乾くとかちっとなる包帯を巻いているので寝具合もあまりよくはない。それでもじっと動かさずにいると楽になってきた。しばらくたってふと周りを見ると家中の動物がわたしのまわりに集まっていた。足の間にはピーちゃんがほぼ大の字ではまっている。あーたんはふとんにもぐりこもうとしてわたしの腰のあたりの布団を掘っている。Kikiはその反対側の布団をもみもみしている。ふとんから手を出すとCocoがすりすりしてきた。
しかし一番の問題はなんといってもSindyだ。顔の真横からわたしの足の方に向かって布団の右半分を占領してねそべっている。結局わたしは足を大の字にして間にピーちゃんを挟んだまま顔の向きも変えられず、手でCocoをあやし続けているのであった。

2003.1029 ジュリアン49日
ジュリアンの49日にお茶を飲みましょうとジュリアンのママからお誘いが会った。なくなる当日の朝、偶然行き合わせたわたしと、海外旅行中だったジュリアンのお父さんが帰国するまで荼毘に付すのを待って自宅に置く為のドライアイスを買い集めてくれたTさんと3人でお茶を飲んだ。Tさんはジュリアンとお家も近く、わたしの超強力猫仲間でもある。二人で車に轢かれた三毛猫をダンボールにいれて飼主を捜し歩いたこともある。(飼主さんは見つかって無事に弔ってもらうことができた)
3人でお茶を飲みケーキを食べながらジュリアンの在りし日の美しい姿を思い浮かべていた。つやつやと輝く赤銅色の被毛、ひきしまった足腰。優雅でありながらどことなくひょうきんなアイリッシュセッターのジュリアンを。
ママはお散歩のときいつも手に赤い首輪を握って歩いている。そのわけがわかった。

「ジュリアンがいなくなってふいに涙がこぼれるのは、かわいそう、とか悲しいというのではなく、寂しいのです。わたしのまわりはからっぽになりました。せめて歩くときに手がからっぽにならないように、ジュリアンの首輪を握って歩くの」

悲しみの乗り越え方は人それぞれだ。赤い首輪にこめた思いを知ってSindyの顔を思い浮かべた。

2003.1028 うれすぃ〜
新宿の子猫(タイムズスクエァ近くのビジネスインで餌付けされていた猫たちの子供)で里親募集にかけていた子達のうち2匹が決まった。今日のむちゃん(仮)を里親希望のかたのお家にひとみちゃんと一緒にお届けにうかがってきた。このおとどけは最後の面接試験でもあるのだ。すぐにとびつかず、じっくり話し合ってよく検討してきめてくださっただけのことはある。本当に誠実なすばらしいご夫婦で、ここで幸せになれないならどこに行ってもそれは無理だろうというくらい。ご飯のことや避妊手術のことなどじっくり話しあって確認しておいとました。ひとみちゃんが「疲れたけどすがすがしい気持ち」と言った。なにもいうことはない。
あとは黒ミルクとマック(この子はおすすめなんですよ)にも暖かい家庭を見つけてあげなければ。がんばる。

2003.1027 がんばるナチくん
ナチくんはシェパードとハスキーのミックスで、とっても体の大きな男の子だ。見た感じはほとんどシェパードといっても良いと思う。
Sindyがまだ幼いころからやさしく接してくれた。今年で15歳。大型犬としてはかなりのご長寿だ。
少し前から腫瘍ができて何回か手術をしていた。
今年になって老衰もすすんできたけれどまだまだ元気にお散歩していた。それが腹部にできていた腫瘍が割れて出血してきたため、また手術をすることになった。

年齢を考えると大きな手術はできない。腫瘍の感じでは30分くらいですませられるだろうということで、一大決心のもと手術をすることになった。ところがあけてみると腫瘍は血管とつながっており、思いのほか大手術になってしまった。ものをいわない犬が黙って苦しんでいる様子をみるのが彼女はよほど辛かったようだ。こたえた・・・という。わたしは「犬の前で泣くな」といった。犬の前では明るくして、気持ちをほぐしてあげて、ご飯を明るくたべさせて、と。
食べてくれれば、少しでも寝てくれれば・・・。真夜中に息が苦しくなったときは先生が車でかけつけてくれたという。診察と治療が終わって帰ったのはもう日付が変わった頃。「これだけみんなに支えられているんだから、がんばらなくちゃ」と彼女はいう。もう一度元気になってもう一度お散歩がさせたいのだ。きっとがんばってくれると思う。
ママもナチもがんばれ!!

2003.1013 Sindyのために
アメリカの犬用品の問屋さん、JB.Wholesaleでお買い物をした。2ヶ月くらいまえにsurfacemale(船便)で頼んだものがやっと届いた。以前は日本もオンラインショッピングできるようになっていたが、カナダとともに、それからはずされてしまった。それでwebshopのオーダーフォームをメールにコピペして注文し、データを文章で書き込むようにした。うまくいったのかどうなのか・・・。そのうちVISAがきちんと引き落とされたので待つこと二ヶ月、やっと荷物が届いた。ほとんどがサプリメントである。日本の値段の三分の一くらい。もうじきお誕生日なのでおもちゃも少しだけ入れた。激安だったタオルは「え、これが?」と思うくらい吸水力があって乾きやすく旅行や水遊びに最適である。JBにしてもこのタオルにしてもゴンちゃんのお姉さんから教わったものだ。おもちゃはまだ隠してある。よろこぶかな。どんな顔してくれるかな。飼い主の密かな楽しみ。

 
 
 

 

2003.1009 先生ありがとう
大学時代の恩師が亡くなったのを新聞で知った。朝、夫が小さな記事を見つけたのだった。
大好きな人のお葬式に行く日は、道がすべてよそよそしく感じられ、心の異邦人になったような気持ちになる。
先生ありがとう。お別れはしません。先生の言葉が心の中にまだ残っているから。それが生きている間は先生もわたしの心の中に。
またお会いできるときまでどうかお元気で。

 
 

2003.1005 今日の黒ミルク
やっと少し慣れてきた。しかしまだまだ油断はできない。蓑虫のようにタオルでぐるぐる巻きにしてたくさん触ってみた。体を棒のように固くしている。ついでにちょっと顔をむいてみた。黒いのでオットセイのように見えるかな、と思ってみていたら、なんとなくむいてみたくなったのだ。子供のようなことをして笑われる。しかしやはり道は遠いのであった。